台所やトイレは独立してつくる
「耐震」「省エネ」「バリアフリー」。
我が家をより安全に、そして快適に暮らせる空間に生まれ変わらせるヒントを公開。
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二世帯住宅にとって欠かせないのは、お年寄りの世帯にも、必ず台所やトイレを独立してつくることです。
そうすることによって、お年寄りは、自分たちの生活空間の中で、自分たちに合った料理を作ったり、自分たちの好きな物を食べるといったことができます。
また、トイレは若い人たちとは違って、あまり寒暖の差のない、冬には暖房の用意をしっかりとしたつくりにすることが非常に重要となります。
子供には必要はなくても、お年寄りにとっては、トイレの暖房設備といったものは、年齢を重ねるにしたがって必要になってきます。
また、このほか若干の収納スペース、もう一部屋、サソルームといったものを付け加えることによって、一つの部屋に閉じ込められているといった感じをもたせない住宅となります。
もちろん理想的には、お年寄りとはいっても、二部屋、三部屋あったほうがよいわけですが、現実にはスペースの制約も無視できません。
そこで、リフォームといった状況の中で二世帯住宅に住むためには、サービスルームというか、サンルームなどをつくって、部屋の中の閉塞感を少なくすることが必要となってきます。
このように、お年寄りの部屋は、ひとりで生活できるようなつくりにしておかなければなりません。
また、肝心なのは、お年寄りですから、いつ、いかなるときに体を悪くするかわかりませんので、そのようなときは、すぐ若夫婦がその気配を感じられるようなオープンさを設計しておき、常に様子をうかがえるような形にしておくことも必要です。
二世帯住宅とはいっても、嫁、姑、他人が入ることになると、いろんな人間模様が繰り広げられますので、そのようなことが起きないように、付かず離れずではありますが、
お年寄りをいたわるといった空気が、その住宅のなかに流れていなければなりません。
まず、家の中でいちばん事故が起きやすいのがまずお風呂場です。
資金に余裕があれば、いわゆる「ケアフリーパス」と呼ばれる浴槽にしてはどうでしょう?
この「ケアフリーパス」の特長は、浴室内の事故防止や高齢者の安全入浴のために、きめ細かな配慮がなされていることです。
浴室内での移動の不安感が少なく、安全手すりなどが適切に設けられています。
次に事故が起きやすいのは階段や廊下です。
手すりは必ずつけて、事故はできるだけ未然に防ぎましょう。
また、部屋と廊下との段差で転ぶ場合もよくあります。
段差は家中でなるべくなくし、とくに和室は畳を床と同じ高さにするように頼むことです。
発作を起こしやすいトイレもウォシュレット、暖房便座にし、安全快適な空間にしたいものです。
外からの救出や車いすの出入りに備えてなるべく広いスペースをとり、座る、立ち上がるときの補助となる手すりもつけるなどの配慮が必要です。
「住まい」ということには、互いにいたわり合うという考え方が必要なのです。
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