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高齢者をいたわる家づくり
マンションでも一戸建てでも、リフォームや部屋の模様がえに必ず役に立つバイブルとなる一冊です。
2005年に刊行し、好評をいただいた主婦の友新実用BOOKS『快適なリフォーム&模様がえ』に、新たな実例や最新情報を加え、ショップ情報も更新して増ページした最新版。
読んでいると、片付けたくなりました(笑)。
とても参考になりました。
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開き戸は極力避けて引き戸にしよう
老人の部屋の戸は、できるだけ引き戸にしたいものです。
開き戸は幅が広く、動く幅も大きいので、家具を置くのにも不便です。
したがって、なるべく物が置きやすい引き戸にし、それも軽く動くような物にするとよいでしょう。
レールをしっかり作って、軽くすることが必要です。
手すりを付けよう
家のなかの浴室やトイレなどには、必ず手すりを付けましょう。
そうすることによって、お年寄りの足腰が弱ったときに大変便利です。
まして、階段がある場合は、絶対に手すりが必要です。
そのような、お年寄りの立場に立ったリフォームの仕方が非常に大切です。
最近は介護用リフォーム用品も数多く商品化されてきましたので、事前にそれらに目を通しておくとよいでしょう。
台所の使いやすさを考える
台所とはいっても、お年寄りの使う台所は、疲れないで作業ができるように、流し台の高さをお年寄りの背丈にあわせてつくることが必要です。
場合によっては、いすに座って作業できるような形にすることも一つの方法といえます。
バスルームは埋め込み式で
バスルームは、通常あるようなホーローバスを置くような型ではなく、埋め込み式がよいでしょう。
浴室を跨いで入るということは、年寄りにとっては非常に苦痛であり、体力的に無理です。
埋め込み式にすることにより、浴槽に入る際の負担をなくすことができます。
さらに、あまり深い浴槽にせず、広めで浅いものにすることによって、事故、ケガを少なくすることができます。
ベッド回りに棚を作る
ベッドの回りには、棚を作って、身の回りの品を置けるようにしましょう。
また、まくら元にはランプのスイッチを設けたり、インターホソや電話にも出れるようにするのもよいでしょう。
さらに、非常用のベルをまくら元に置いておくとイザというときに、緊急の助けを求めるのに大変便利ですから、そのようなものを付けるのもよいでしょう。
非常用の呼び出しベルは、ベッド回りだけでなく、台所やトイレといった、そのはかの場所にも設置することによって、
何かあったときにすぐ押せるようにしておくことも、お年寄りのための気配りということができます。
部屋にはあまり段差をつけないようにしよう
通常の和室の入口は、畳の厚さの分だけ、段差をつけがちですが、これはやめましょう。
段差をつけると、ただでさえ足腰の弱っているお年寄りが、転びやすくなります。
さらに、浴室においても、段差をつけると、転んでケガをする大きな原因になります。
若い人の立場で考えると、とんでもないことになりがちですので、お年寄りの立場で部屋つくりをあらかじめ考えておいて、リフォーム業者に頼むのがよいでしょう。
リフォーム業者は、必ずしもお年寄りの部屋について、ノウハウを持っているとは限りません。
したがって、こちらからいろいろと注文を出すことによって、お年寄りの部屋、二世帯住宅の作り方の完壁を期することができるのです。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム
台所やトイレは独立してつくる
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二世帯住宅にとって欠かせないのは、お年寄りの世帯にも、必ず台所やトイレを独立してつくることです。
そうすることによって、お年寄りは、自分たちの生活空間の中で、自分たちに合った料理を作ったり、自分たちの好きな物を食べるといったことができます。
また、トイレは若い人たちとは違って、あまり寒暖の差のない、冬には暖房の用意をしっかりとしたつくりにすることが非常に重要となります。
子供には必要はなくても、お年寄りにとっては、トイレの暖房設備といったものは、年齢を重ねるにしたがって必要になってきます。
また、このほか若干の収納スペース、もう一部屋、サソルームといったものを付け加えることによって、一つの部屋に閉じ込められているといった感じをもたせない住宅となります。
もちろん理想的には、お年寄りとはいっても、二部屋、三部屋あったほうがよいわけですが、現実にはスペースの制約も無視できません。
そこで、リフォームといった状況の中で二世帯住宅に住むためには、サービスルームというか、サンルームなどをつくって、部屋の中の閉塞感を少なくすることが必要となってきます。
このように、お年寄りの部屋は、ひとりで生活できるようなつくりにしておかなければなりません。
また、肝心なのは、お年寄りですから、いつ、いかなるときに体を悪くするかわかりませんので、そのようなときは、すぐ若夫婦がその気配を感じられるようなオープンさを設計しておき、常に様子をうかがえるような形にしておくことも必要です。
二世帯住宅とはいっても、嫁、姑、他人が入ることになると、いろんな人間模様が繰り広げられますので、そのようなことが起きないように、付かず離れずではありますが、
お年寄りをいたわるといった空気が、その住宅のなかに流れていなければなりません。
まず、家の中でいちばん事故が起きやすいのがまずお風呂場です。
資金に余裕があれば、いわゆる「ケアフリーパス」と呼ばれる浴槽にしてはどうでしょう?
この「ケアフリーパス」の特長は、浴室内の事故防止や高齢者の安全入浴のために、きめ細かな配慮がなされていることです。
浴室内での移動の不安感が少なく、安全手すりなどが適切に設けられています。
次に事故が起きやすいのは階段や廊下です。
手すりは必ずつけて、事故はできるだけ未然に防ぎましょう。
また、部屋と廊下との段差で転ぶ場合もよくあります。
段差は家中でなるべくなくし、とくに和室は畳を床と同じ高さにするように頼むことです。
発作を起こしやすいトイレもウォシュレット、暖房便座にし、安全快適な空間にしたいものです。
外からの救出や車いすの出入りに備えてなるべく広いスペースをとり、座る、立ち上がるときの補助となる手すりもつけるなどの配慮が必要です。
「住まい」ということには、互いにいたわり合うという考え方が必要なのです。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム
電話は別々に付ける
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二世帯住宅の場合に、電話を別々に付けることが普通です。
それはお互いにプライバシーを守る意味から、なんら問題ではありません。
ただし、若夫婦の部屋の電話の一本を、お年寄りの部屋に引いて親子電話にしておくことで、内線での通話ができるようにしておくのも必要です。
そうすることによって、いちいち部屋を訪ねなくても、おいしい物を作ったときに
「食べにきませんか?」というような電話もできますし、定期的に電話を入れることによって、お年寄りの健康状態を確かめることも可能です。
二世帯住宅は、世帯は違っても、お年寄りの健康を見る、案ずるところからきています。
お年寄りの小言が煩わしいかもしれませんが、年老いた両親をいたわる気持ちでリフォームし、
使いやすい間取りで、健康を気遣うことも二世帯住宅の大切な方法といわなければなりません。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム
東南の角部屋をお年寄りの部屋にする
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お年寄りにとって、太陽の光線、さらに若干の庭は、くつろぎの場所として必要です。
したがって、東南の角部屋に、お年寄りの部屋をつくり、その前に茶室にあるような小さな庭をつくることによって、
お年寄りが縁側に座りながら、よもやま話をすることができるわけです。
特に、お年寄りにとって、体が自由にならなくなった場合には、やはり、お年寄り同士の会話、安らかな毎日の生活が最高の老後になるわけですので、
四方八方ふさがれて部屋だけがあるというようなスペースではなく、ある程度、部屋そのものが庭に続いているといった、解放感のあるつくりが必要ではないでしょうか?
そのようにつくることが、結果的にお年寄りにとって、二世帯住宅の意味があるということになります。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム
共通の玄関を持つ場合
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難しいことが書いていないので、初心者でも気軽に読めました。
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全く違った玄関をつくって、いるのかいないのか、いつ帰って来たのかわからない、といった関係もよいでしょうが、
やはり、ある程度顔を合わせるというのも、お互いに健康を確認したり、挨拶をしながら、共に住んでいるという共通感を持つのはよいことでしょう。
したがって、玄関を広くつくり、双方の空間に、一つの玄関を通って行けることが必要です。
玄関は通常の玄関ではなく、やはり、スペースを倍ぐらいにとって、それぞれの玄関がたまたま一つになっているような設計にすることが必要です。
そうすることによって、一軒の家に入っていってそこから自分の部屋に入っていくという感覚ではなくて、
玄関は別々であっても、たまたま、それがくっついているというような感じの玄関にするわけです。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム
増築して二世帯住宅にする
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二世帯住宅は、親が、
「娘夫婦と住みたい」、
「老後を考えると心配である」、
ということから、にわかにクローズアップされてきています。
もちろん、最初から二世帯住宅を建築できれば理想的ですが、それにはかなりお金がかかります。
そういう場合には、現在ある住宅を建て増ししたりして、リフォームによって二世帯住宅にするというのもひとつの方法です。
特に、庭に空き地がある、二階に増築のスペースがあるという場合には、うまくスペースを活用して二世帯住宅にするのも、ひとつの案といえるでしょう。
二世帯住宅というと、玄関から何から全く別にする、要するに、二軒の家が同じ敷地に建っているようにとらえられがちですが、
何も玄関を別にしなくても、その住宅の中に老人がくつろいで過ごせるスペースが広くとれるならば、何ら問題はないと思います。
玄関を2つにする
しかし、なかには
「全く別の玄関にして、好きなときだけ往き来するような、つかず離れずの関係でいたい」
というお年寄りもいるので、その際は玄関を2つつくり、1階と2階に分ける、
あるいは一階を広くとって、そこに老人部屋をつくるということを考える必要があります。
お年寄りにとって特に大切なことは、自分の住むスペースのところまで、子供夫婦に迷惑をかけないで往き来できる、
また、子供夫婦への来客に気を使わないで済むことも大切なことです。
また、別の面からいえば、自分のところへの来客に対して、子供夫婦に気を使わせないといったことも、二世帯住宅の大事なポイソトになるわけです。
そのようなことを考えながら、住宅をリフォームする場合に、おおむね一階の多くのスペースをお年寄りに割き、
一階の一部と二階を若い夫婦のために使うといったことがベターといえるでしょう。
カテゴリー:二世帯住宅の為のリフォーム

