住宅の弱点をどう克服するか
「耐震」「省エネ」「バリアフリー」。
我が家をより安全に、そして快適に暮らせる空間に生まれ変わらせるヒントを公開。
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阪神大震災で壊れた家というのは、屋根が非常に重いタイプの家が主体でした。
すなわち、瓦屋根の下に土を塗り、そしてほとんどは在来型の木造建築です。
瓦屋根の下に土を盛りますと、一平方メートル当たりの重さは百キログラムといわれています。
つまり、頭でっかちの家が、強い揺れによって、一階から崩れ、そして二階が崩れ、逃げる間もなく、多くの犠牲者を出してしまったわけです。
ところが、壊れなかった家というのは、新しい建物、とくに屋根のタイプがコロニアル方式という、非常に軽いタイプのものであったわけです。
もちろん、これはプレハブ、在来工法を問わず、屋根の軽い建物は、壊われ方が少なかったのです。
このコロニアル方式の一平方メートル当たりの重さは約30キログラムであるといわれています。
すなわち瓦屋根の三分の一の重さにも満たないわけです。
そもそも家というものは、土台をしっかり作り、在来木造工法であるならば、一階の筋かいをしっかり入れて、そして二階を造り、屋根は軽く、
というように下から頑丈に造ることが常識でなければならないはずです。
外観がどんなに立派であっても、家全体を支える基礎や柱といった構造体が強固でなければ、災害に際して、人命を守りきれるものではありません。
足腰がしっかりした住宅づくりが、改めて問い直されているのです。
ところが残念なことに、欧米に比べ、日本の家づくりというものは、往々にして、瓦屋根、また、一階に筋かいのない在来型木造住宅が多いわけです。
しかもそのような形式の住宅は、築20〜30年、古い場合になると、戦後の焼け野原に建ったバラックそのものの家が多かったわけです。
そうした家が、神戸の長田区や、灘区などで沢山倒壊しました。
そこで私たちが、今考えなければならないのは、このような被害に遭わないために、家のどこを補強するのがよいのかです。
もちろん新築するに越したことはありません。
しかし、その資金を出さなくても、なんとか地震に強い家のリフォームの仕方というものはないものか、ということを、まず最初に考えてみたいと思います。
当サイトは、リフォームというものを主体に書いていますが、このカテゴリーでは、阪神大震災というものを教訓に、その耐震型リフォームというものを考えてみたいと思います
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