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立地条件のチェックと地盤の強化対策
地盤調査・耐震診断から、失敗しない業者の選び方、欧米の事情まで。
リフォーム、建築のすべてを語ったドキュメンタリー。
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家を新築する場合には、いわゆる地耐力というものを調べます。
おおむね、地耐力4トンという場合には、普通の家が建ちます。
地耐力3トンとなりますと、若干、弱くなります。
地耐力が0という場合もあります。
これは、沼みたいな状況で、例えば建設機械などがズブズブズブツと沈んでしまうような状態です。
そんなところに家を建てることはできません。
それでもどうしても家を建てたい場合は、家を支える支持の基礎、すなわち杭打ち、あるいは鉄筋コンクリートによる杭というものを基礎の下に作ることになります。
その杭は、固い地盤に届くまで、十メートルでも二十メートルでもつくらなければなりません。
その上に土台をつくり、家を建てる、ということになります。
また若干の弱い地盤であれば、いわゆる布基礎の横に張り出す幅を広げるというような方法で、土の上に、土台がのる部分を広くして、沈みにくい土台、基礎というものをつくることが必要です。
新築の場合には、家を建てるに際して十分調査が行われます。
その土地自体が、果たして地震 外に強い構造であるかどうか、地震に負けない地盤であるかということを、よく工務店やメーカーが調査して建ててくれます。
とくに阪神大震災以降の建物については、非常に注意深くなっていますので、
新しく家を建てる、あるいは全面的なリフォームということになると、それだけ耐震性というものが強化され、安心して住めることになります。
最近、公庫の金利も安くなっています。
チャンスといえばチャンスですから、安い金利を生かし、工務店さんに相談し、建て替えをすることをお勧めします。
多少のローンは、負わなければなりませんが、命あってのものだねです。
命を守るための、安心して生活できるための家づくり、ということをまず第一に考えていただきたいものです。
カテゴリー:耐震リフォーム
地盤のチェックはすぐ行おう
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家にとって一番大切なことは、実は地盤がどうであるかということです。
強い地盤の上に建っている家と、弱い地盤の上に建っている家では、同じ地震がきても、その揺れの強さというのはまったく違ってきます。
当然、土台が腐りかかったような家は、強い地震で壊れますが、軟弱地盤の上に建っている家は、多少新しい家でも壊れてしまいます。
そこで大切なことは、もしあなたの家が軟弱地盤の上にあって、築後すでに15年、20年経っている場合には、家を壊して建て替えることです。
もちろん、もっと強い地盤のところに土地を求めるのも結構ですが、新たに土地を求めるのは費用がかかり過ぎるということであれば、
まず、その地盤を改良することを、考える必要があります。
弱い地盤の代表的なものは、埋め立て地、川よりも低い「0メートル地帯」、河川の近くの軟弱地盤、山を切り崩して谷を埋めたその谷に当たる盛り土の所、
これらの地盤が代表的な軟弱地盤です。
自分の家が建っている地盤というものを、よく確めてみましょう。
カテゴリー:耐震リフォーム
室内に「筋かい」「ほおづえ」をつくろう
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筋かい、ほおづえは、いわゆる木造住宅の構造的な強化の方法です。
あまり、見栄えがいいとは言えませんが、命を守るためには、見栄えなどとはいってはいられません。
とくにほおづえは、見栄えを期待できません。
これは、天井と壁との間の歪み、地震の際に家自体が傾くのを、防ぐためのものです。
筋かいの場合は、本来ならば、木造住宅の壁の中に組み込まれるものですが、
最近ではわざわざ、部屋の中に露出して筋かいを入れる、一つのインテリアのようなかたちで作る場合もあります。
例えば、家の天井をそのまま、天井を貼らずに、屋根裏を見せるというような工法もあるぐらいですから、家の中の主要な部分に筋かいを新たに作るということはなんら問題ないわけです。
もしも、その筋かいの部分を隠したければ、そこに家具を置くとか、あるいは、作り付けの家具を取り付けて隠してしまうこともできます。
何はともあれ、構造体そのものを補強するということは、大変な費用がかかりますし、
大体にして、外壁をはがし、内側の壁や、断熱材をはがさなければなりません。
そこまでするならば、新築をするほうが、よほど良いわけです。
しかし、そこまでしなくても、十分に家の中の補強というものはできるのです。
もちろん、このような構造体というものは、素人ではなかなかできません。
リフォーム屋さんに見積りを取ってもらって頼むことです。
このようなリフォーム、耐震のための強化策というのは、家を壊して、そこに接合するというわけではありません。
家の中に、いわばアーチ型に、耐震対策のための筋かいや、ほおづえを作るわけですから、簡単に大工道具ででもでき、そんなに沢山の費用がかかるわけではありません。
ですから、試しに見積りを取り、いち早く、そのような補強策を取って頂きたいと思います。
カテゴリー:耐震リフォーム
家具と住居の関係
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地震において一番怖いのは、何といっても家具が凶器になるということです。
阪神大震災では、家具がそれこそ1メートルも、2メートルも飛び跳ねてきた、ということが分かっています。
さらには、隣の部屋にあった仏壇が、自分の寝床にまで飛んできた、という事実もあったようです。
これは単に家具だけが移動したのではなく、家全体が壊れた結果、
家が傾き、二階がつぶれたりして、飛んでくる場合もあります。
しかし、いずれにしても、家具というものは、それ自体が家の強化にはなりません。
とくに二階にある家具は、一階に対して、屋根と同じような重みを加え、家そのものの耐震性というものを弱めます。
したがって、家具はなるべく一階に集中させることを心掛けましょう。
もっと理想的なのは、できることなら、現在手持ちの家具を全部処分してしまって、壁全体に、天井から床まで届くような収納を作ることです。
これは耐震対策としては大変効果があります。
すなわち、壁式収納は、以前の記事で述べましたベニアを壁に貼ると同じような効果、あるいはそれ以上の効果があるわけです。
ベニヤですと、単に一枚の板を貼って、壁式工法にしただけですが、壁式の収納になりますと、壁そのものに厚みができますし、柱が余分に追加されたと同じような効果があります。
この壁式収納を、とくに一階の強化のために作ることが、効果的です。
また、その収納は、全面的にやるのではなくて、ここは筋かいのはずなのに筋かいがないというところなど、強化したい部分に作ることが効率的です。
このように、壁式収納を上手く活用して、家全体の強化をはかる、これも耐震性のための、賢いリフォームです。
工務店なり、大工さんと十分に打合わせて、構造的にみてもっとも効果的な壁式収納を検討してください。
カテゴリー:耐震リフォーム
壁式工法による強化策
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まず、部屋の内部にベニヤを、窓を除いて一面に貼り付けてしまいます。
もちろん、クギを打つ場所は、柱のあるところを確認して、そこに打ちつけなければなりません。
クギは、何本打っても限度がないくらい打ちましょう。
そして、大切なことは、ベニヤ板は壁の大きさと同じではありませんので、何枚かのベニヤを合わせて天井から床まで、隙間なく貼り付けるということです。
これによって実質的にはいわゆる2×4(ツーバイフォー)方式に近い形の壁式工法になります。
ところが、ベニヤだけの部屋ではなんだか物置きみたいになってしまうところが難点です。
しかしそれも、ベニヤを打ち付けた上から、クロス、すなわちビニールクロスなどを買ってきて、叫綺麗に貼れば解消されます。
これは、工務店、リフォーム屋さんに頼んでも、そんなに高いお金はかかりません。
それどころか、この位のリフォームでしたら、自分でもできるという利点があります。
そこで大切なことは、ベニヤは多少、釘の穴があったり見栄えが良くなくても構いませんが、クロスを貼るときには、下地を整えることです。
どんなところを整えるかといいますと、ベニヤとベニヤの接合部分です。
その部分に隙間が空いているならば、そこに充填剤を埋めて、全体が平らになるようにしましょう。
そして、クロスは端から空気を逃がすように貼っていくのです。
これは、初めはちょっと失敗しながらも、なれてくれは、誰でも貼れます。
もちろん、この壁のベニヤ貼りは、一階だけではなく、二階もやりましょう。
そうすることによって、家そのものが、大変強い家に建て替えたと同じような強化が成されますので、
このような簡単なリフォーム・耐震対策をいち早くやって頂きたいと思います。
自分の生命と家は自分で守る、この精神こそ、地震から身を守り、安全性を確保する大切な条件であることを知っていただきたいと思います。
カテゴリー:耐震リフォーム
屋根を軽くする
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震災を教訓に、屋根が重い家の倒壊が多いことを認識したということは、すでに述べました。
そこで、今私たちが考えなければならないことは、頭でっかちの重い屋根をいち早く、軽い屋根に変えるということです。
どんなに立派な家でも、屋根が重いということは、地震の時に下の構造物が破壊されやすいというのは、当然のことです。
まして古い家、筋かいも入っていないような弱い家の場合はなおさらです。
また、家が古いということは、場合によっては、土台が腐っている可能性があります。
加えて、白蟻などが発生している場合も十分あります。
また一階建てを二階建てに改造したような場合、一階と二階の部分の通し柱がないとか、継ぎ目が弱いということが考えられます。
そのような多くの古い家が持つ、弱点というものを、いかに改善するか、そして改造するかということを考えますと、
何としても、上にのっている屋根を軽くしなければなりません。
重い屋根、すなわち瓦屋根で、その下に台風避けのための土を塗っているような屋根は、まさに命取りと言わなければなりません。
そこで、その屋根をまずはがし、土を取って、コロニアルの屋根に変えましょう。
そうすることによって屋根の重さは、3分の1になります。
そうしますと、下の構造物に及ぼす地震の揺れの影響というものは、大変軽微になってくるわけです。
もちろん、下の構造物の改良・リフォームについてもこれから述べていきますが、
まずはともあれ、いの一番にこの重い屋根、地震が起きる場合に、一番揺れを加速させ、大きくするのは、上にのっている屋根の重さです。
したがってその屋根を改良することが必要なのです。
現在、屋根の改良に要する費用というのは、屋根を取り払って、新しい下地をひき、そしてコロニアルを張るとすると、家の大きさにもよりますが、
大体150万円から200万円かければできます。
それによって、命が助かる、地震に対して安心する、ということを考えますと、これ程効果的なリフォームというものはないわけです。
多くのメーカーや地元の工務店が、屋根の取換え、補修ということについて宣伝もしています。
幾つかのメーカーから見積りを取り、屋根の改造を行ってほしいと思います。
カテゴリー:耐震リフォーム
住宅の弱点をどう克服するか
「耐震」「省エネ」「バリアフリー」。
我が家をより安全に、そして快適に暮らせる空間に生まれ変わらせるヒントを公開。
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阪神大震災で壊れた家というのは、屋根が非常に重いタイプの家が主体でした。
すなわち、瓦屋根の下に土を塗り、そしてほとんどは在来型の木造建築です。
瓦屋根の下に土を盛りますと、一平方メートル当たりの重さは百キログラムといわれています。
つまり、頭でっかちの家が、強い揺れによって、一階から崩れ、そして二階が崩れ、逃げる間もなく、多くの犠牲者を出してしまったわけです。
ところが、壊れなかった家というのは、新しい建物、とくに屋根のタイプがコロニアル方式という、非常に軽いタイプのものであったわけです。
もちろん、これはプレハブ、在来工法を問わず、屋根の軽い建物は、壊われ方が少なかったのです。
このコロニアル方式の一平方メートル当たりの重さは約30キログラムであるといわれています。
すなわち瓦屋根の三分の一の重さにも満たないわけです。
そもそも家というものは、土台をしっかり作り、在来木造工法であるならば、一階の筋かいをしっかり入れて、そして二階を造り、屋根は軽く、
というように下から頑丈に造ることが常識でなければならないはずです。
外観がどんなに立派であっても、家全体を支える基礎や柱といった構造体が強固でなければ、災害に際して、人命を守りきれるものではありません。
足腰がしっかりした住宅づくりが、改めて問い直されているのです。
ところが残念なことに、欧米に比べ、日本の家づくりというものは、往々にして、瓦屋根、また、一階に筋かいのない在来型木造住宅が多いわけです。
しかもそのような形式の住宅は、築20〜30年、古い場合になると、戦後の焼け野原に建ったバラックそのものの家が多かったわけです。
そうした家が、神戸の長田区や、灘区などで沢山倒壊しました。
そこで私たちが、今考えなければならないのは、このような被害に遭わないために、家のどこを補強するのがよいのかです。
もちろん新築するに越したことはありません。
しかし、その資金を出さなくても、なんとか地震に強い家のリフォームの仕方というものはないものか、ということを、まず最初に考えてみたいと思います。
当サイトは、リフォームというものを主体に書いていますが、このカテゴリーでは、阪神大震災というものを教訓に、その耐震型リフォームというものを考えてみたいと思います
カテゴリー:耐震リフォーム

