家を持つということ
住宅リフォーム事業成功へのバイブル。
ストック時代にリフォームで生き残る。
経営、顧客折衝、施工管理…3部編成でノウハウを伝授。
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よく「家を買うばかりが人生ではない。人生には、もっと大切なことがあるはずである」
という人がいます。
特に若い人の中には、そのように考えている人も多いでしょう。
しかし、それは、ある面から見れば、若いときに将来のことを考えない刹那的な考え方であり、場合によっては負け惜しみであることもあります。
あるいは、そのようなことを口走っている評論家自身が、実際には家を持っているということもあるわけです。
「評論のための評論」、自分の実際の生活とは違ったことを主張しているような人もいるわけで、そのような話を聞いて、
「そうかな」と思い人生を送ると大変なことになります。
やはり、自分の一生を全うするためには、少なくとも家ぐらい持って、そのために努力をし、そして充実感を味わいながら生活していくことが大切なのではないでしょうか。
もちろん、親から遺産相続で土地をもらったり、家をもらったりすることは、大変結構なことです。
「家を建てるのが面倒くさい。負担になる」ということで、「マスオさん現象」というように、お婿さんに入る人もいます。
しかし、このような考え方の人は、人生に対して安易であり、金銭に対しても安易である場合が多く、おおむね失敗する例をたくさん見ています。
したがって、自分の努力でお金を貯め、お金を節約し、そして住まいを求めるという基本的な考えを確立することが大切といえるでしょう。
それをやり切った上で、人生のあらゆる問題について、自分の立場をしっかりと固めていく。
例えば教育の問題、あるいは妻に対して安心感を与える生活、さらには親戚や知人、友人との付き合いといったものについて、決して恥ずかしい人生を送らないといった固い決意のもとに、
まず、その土台を作っていくのが家の問題です。
家さえ持つことのできない、または住まいの確立さえできない人が、どんなことをいっても、それは信用されないといってよいでしょう。
現在、銀行が信用調査をする際に、何がいちばん重要かといえば、
やはり「持ち家」か「借家」かといった問題になります。
では、借家に住んでいる人が、皆、一切信用できないかというと、そんなことは決してありません。
今日のような住宅事情を考えると、借家に住んでいること自体は、やはり日本の住宅対策、地価対策が非常に欠けていることから起きているわけであり、
借家に住んでいるから人間がダメだというわけではありません。
しかし、その一方で、このような苦しい状況の中で、なおかつ若いにもかかわらず、家を求め、
しかも、その家の頭金もコツコツと貯等、そして自らの努力で買っている人もたくさんいるわけです。
日本のこの経済状況、自由主義経済の中ですから、努力した分だけ資産は残る、努力しなければ資産は残らないといった現実は、どうしようもないのです。
どこかから家をせしめてくるというわけにはいきませんし、宝クジでお金を当てて家を建てる、あるいは競馬の万馬券を当てて家を建てるというわけにはいきません。
株や宝クジ、あるいは賭け事で家を建てたという話は聞きません。
むしろ、賭け事や投機で家を売り払った、という例はゴマンと聞きます。
このように、自らの安住の地を求めるというのは、やはり、一生の努力の中でなし得ることであり、
それをしっかりとやっていける人こそ、まさに自分の存在を、自分の生き方を、世の中にアピールできうる人と思います。
阪神大震災以後「家は買うより借りたほうがトク」という議論がいわれるようになりました。
しかし、年金生活者に家賃は負担が重すぎます。
地震に過剰反応するよりも、間違いのない家を求めるように努力しましょう。
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